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葬儀社の選び方|病院に紹介された葬儀社に任せた体験と、元気なうちに資料を取り寄せる理由

文:大阪の長男 事実の確認:親のこと帳編集部公開日:お葬式とお墓

葬儀社は、親が元気なうちに2社以上の資料を取り寄せ、プランに含まれるもの・別料金になるもの、宗教者を呼ぶかどうかなど家族の希望への対応、割引の条件を同じ基準で比べておくと、いざというときに慌てずに選べます。病院で葬儀社を紹介されてもそこに頼む決まりはなく、頼む前に見積書を受け取って明細を確かめ、困ったときは消費者ホットライン「188」に相談できます。

この記事の要点

  • 病院から紹介された葬儀社に頼む決まりはない。急いで決める前に、搬送の料金と、途中で断ったときの扱いを確かめる
  • 見積もりでは、安置の日数・ドライアイス・搬送の距離・火葬料・式場・飲食・返礼品・宗教者へのお礼が、プランに含まれるかを確かめる
  • 資料請求で割引になる葬儀社もあるが、請求した当日や翌日の依頼では割引にならない場合がある

葬儀社、いつ選ぶ?

父のお葬式を任せた葬儀社のことを、長男と母がビデオ通話で振り返ります。

病院に紹介された葬儀社を振り返る場面。秋の茶の間でハナが座卓のタブレットを見ながら、画面の中のケンとビデオ通話をしている
わが家では、父のお葬式を、亡くなった直後に病院から紹介された葬儀社にそのまま任せました。よい葬儀社で、家族は助かりました。家族だけで見送ったお葬式
葬儀社を選ぶゆとりがなかったことを話す場面。タブレットの画面の中のケンが腕を組んでしみじみし、ハナもうなずいている
亡くなった直後は、わが家には葬儀社を比べて選ぶゆとりがありませんでした。よい葬儀社だったのは、運がよかったからだと思っています。家族葬で親戚に知らせなかったこと
葬儀社の選び方を説明する場面。エリが無地のパンフレットを2冊両手に持って話し、ハナとタブレットの中のケンが聞いている
親が元気なうちに2社以上の資料を取り寄せ、料金に含まれるもの・含まれないもの、家族の希望への対応、割引の条件を同じ基準で比べておくと、慌てずに選べます。菩提寺があっても宗教者を呼ばなかった
葬儀社の資料請求を楽しみにする場面。ハナが無地のパンフレットを胸に抱えて目を輝かせ、タブレットの中のケンがあきれている
母のハナは、資料を読むのを楽しみにしています。資料を請求した当日や翌日の依頼では割引にならない場合があるので、早めに取り寄せておくと役立ちます。お葬式とお墓の記事をまとめて読む
セリフを文字で読む
  1. 1コマ目
    • ケン:父さんのとき、病院に紹介された葬儀社にそのまま頼んだよな
    • ハナ:いい葬儀社さんで助かったわ
  2. 2コマ目
    • ケン:でも、あのときは比べるゆとりなんてなかった
    • ケン:運がよかっただけかもな
  3. 3コマ目
    • エリ:元気なうちに、2社以上の資料を取り寄せておこう
    • エリ:含まれるものと割引の条件を、同じ基準で比べるの
  4. 4コマ目
    • ハナ:資料が届いたら、私がいちばんに読むわ!
    • ケン:本人がいちばん乗り気やん…

漫画:親のこと帳編集部。登場する人物・団体はフィクションです。漫画の画像はCC BY 4.0で提供しています。

親が亡くなると、葬儀社はたいてい、亡くなってから数時間のうちに決めることになります。この記事では、病院で葬儀社を紹介されたときにどうすればよいか、葬儀社にはどんな種類があるか、見積もりで何を確かめればよいか、元気なうちの事前相談や資料請求で何を聞いておけばよいかを、公的機関と各社の公式情報をもとにまとめます。困ったときの相談先と、資料請求ができる2社を同じ基準で比べた結果も載せています。

書き手の僕(大阪に住む長男)は、父のお葬式を、病院から紹介された葬儀社に任せました。よい葬儀社で助かりましたが、そうでなければ後悔していたかもしれません。その体験も、最初に書いておきます。

わが家の場合:病院から紹介された葬儀社に任せた

比べて選ぶゆとりは、なかった

父は緩和ケア病棟で最後の二ヶ月を過ごし、亡くなりました。亡くなった直後、家族はだれも、葬儀社を探して比べるような状態ではありませんでした。病院から葬儀社を紹介され、家族はそのままその葬儀社にお願いしました。斎場は火葬場と同じ場所で、段取りはすべて葬儀社に任せています。

希望を否定せずに聞いてくれたから、父らしく見送れた

わが家は、宗教者を呼ばず、戒名もつけず、父の好きだった花で祭壇を埋めて、家族だけで見送ると決めていました。紹介された葬儀社は、そうした希望を否定せずに聞いてくれました。だからこそ、思っていたとおりのお葬式ができました。

決まった形と違うお葬式を望むとき、葬儀社がその希望を当たり前のこととして受け止めてくれるかどうかで、家族の負担はまったく違います。何度も確かめられたり、遠回しに勧め直されたりすると、悲しみの中にいる家族は、自分たちの希望を言い出しにくくなります。

よかったのは、運がよかったから

わが家がよい葬儀社に出会えたのは、選んだからではなく、たまたまでした。いざそのときになると、葬儀社を選ぶゆとりはありません。理想の葬儀社を選べるのは、親が元気なうちだけだと、いまは思っています。

お葬式の内容そのものについては、家族だけで見送ったお葬式の記事に書いています。

亡くなった直後に、葬儀社を決めることになる理由

病院で亡くなると、家族はまず、遺体を安置する場所へ運ぶことを考えなければなりません。法律で、亡くなってから24時間たたないと火葬はできないため(墓地、埋葬等に関する法律 第3条)、火葬までの間、どこかに安置する必要があるからです。

この搬送と安置を頼む相手として、亡くなった直後に葬儀社を決めることになります。今回比べた2社も、24時間365日、電話で依頼を受け付けています。

国民生活センターも、遺族は悲しみの中で、遺体を速やかに搬送する必要があるなど、短い期間に多くのことを決めなければならず、冷静に対応するのが難しいと指摘しています。だからこそ、前もって情報を集め、葬儀社に事前相談しておくことを勧めています。

死亡届の出し方や火葬の許可など、亡くなったあとの手続きの流れは、家族だけで見送ったお葬式の記事にまとめています。

病院で葬儀社を紹介されたときの対応

紹介された葬儀社に決めなくてもいい

病院から葬儀社を紹介されても、その葬儀社に頼まなければならないわけではありません。ソファミは「病院で紹介された葬儀社をお断りしても失礼にあたりません」と案内しています。よりそうお葬式は、病院から紹介された葬儀社に安置してもらったあとでも依頼できると、よくある質問で答えています。

前もって資料を取り寄せている葬儀社があれば、病院から紹介されたときに「頼む葬儀社は決めています」と伝えて、そこに電話します。決めていなければ、紹介された葬儀社に頼むのも一つの方法です。どちらの場合も、次のことを確かめてから進めると、あとで「思っていたのと違う」となりにくくなります。

急がされたときに起きやすいこと

公的な相談窓口には、急いで葬儀社を決めたあとに、思っていたより高い契約になったという相談が寄せられています。

相談の例

公表した窓口

親が急に亡くなり、病院から速やかに遺体を引き取るよう求められて、病院から紹介された葬儀業者に頼んだ。身内だけの葬儀にすると伝え、見積もりをよく確かめずに署名したところ、160万円を請求された。説明のなかったオプションが入っていた

東京都消費生活総合センター(平成30年)

施設で亡くなった母をすぐ搬送する必要があり、広告の50万円のプランで頼んだ。翌日の打ち合わせで120万円のプランを勧められ、キャンセルしたいと伝えると、葬儀をしないなら搬送費用として20万円を請求すると言われた

国民生活センター(2026年6月)

病院から遺体を引き取るよう急かされ、チラシに約30万円とあった一日葬を頼んだが、翌日の見積もりは80万円を超えていた。チラシでは仏具や仏衣は料金に含まれるとあったのに、仏具の搬入・搬出や仏衣を着せるための費用も請求された

国民生活センター(2026年6月)

どの例も、急いで葬儀社に遺体の引き取りを頼んだあとで、見積もりや内容を決めています。遺体を運んでもらったあとでは、断りにくくなります。

搬送を頼む前に、電話で確かめること

  • 搬送の料金はいくらか。何キロまでがプランに含まれるか
  • 安置する場所はどこか(自宅か、葬儀社の安置施設か)。安置は1日いくらか
  • 搬送と安置のあとで、葬儀を頼まなかった場合に、何の費用がいくらかかるか
  • 見積書は、いつ、明細つきで出してもらえるか

打ち合わせは、ひとりでしない

国民生活センターは、葬儀社との打ち合わせを喪主ひとりで行うと、説明の聞き漏らしや確認不足が起きやすいとして、親族や第三者など、冷静に判断できる人と複数で話を聞くよう勧めています。遠くに住んでいてすぐに行けない家族がいるときは、電話やビデオ通話でつなぐ、見積書の写真を送ってもらうなど、もう一人が内容を見られるようにしておきます。

葬儀社の種類と違い

葬儀を頼める相手には、いくつかの種類があります。どれがよいかは家族の状況によって違うので、違いを知ったうえで比べます。

種類

しくみ

確かめたいこと

葬儀社(地域の葬儀社・葬儀の専門会社)

葬儀を自社で行う会社。自社の式場や安置施設を持っているところもある

式場の場所、プランに含まれるもの、見積書の明細

冠婚葬祭互助会

毎月一定額の掛け金を前払いで積み立て、冠婚葬祭のサービスを割引などの特典つきで受ける。互助会の事業を行うには国の許可が要る

積立金で賄える範囲と、別に払う費用。使わずに解約するときの解約手数料

農協(JA)・生協の葬祭事業

地域の農協や生協が、葬祭の事業を行っていることがある

組合員でなくても使えるか、組合員向けの割引の条件

葬儀の仲介・手配サービス

提携する葬儀社や式場を通じて、決まったプランで葬儀を手配する。今回比べたよりそうお葬式とソファミは、どちらも提携する葬儀社・式場で葬儀を行うしくみ

実際に葬儀を行う葬儀社と式場はどこか、プランに含まれるもの

自治体の制度(例:東京23区の区民葬儀)

比較的安い料金で葬儀ができるように設けられた制度。指定の取扱店で使う

対象になる人、使える内容と料金、指定の取扱店

よりそうお葬式は、提携する葬儀社が約900社(2026年6月時点)、紹介できる葬儀施設が全国5,000か所以上と公式サイトに書いています。ソファミは、全国の葬儀社と提携し、近くの式場を案内すると書いています。

東京23区の区民葬儀は、亡くなった人か、葬儀を行う親族が23区内に住んでいれば使えます。港区の案内では、区民葬儀の取扱指定店に申し込み、死亡届を出すときに区の窓口で受け取る「区民葬儀券」を取扱店に渡します。区民葬儀の対象は祭壇・霊柩車・火葬・骨つぼの料金で、遺影写真、生花、飲食、斎場の使用料などは別にかかると、港区は案内しています。23区以外にも、同じような制度を持つ自治体があるので、住んでいる市区町村の窓口で確かめます。

互助会に入っているときに確かめること

親が冠婚葬祭互助会に入っていることもあります。福岡市消費生活センターによると、互助会の契約は割賦販売法の「前払式特定取引」に当たり、銀行の預貯金と違って利息は付きません。サービスを使わずに解約すると解約手数料が差し引かれ、積み立てた額より少ない金額しか戻りません。解約を申し出た日から45日以内に返金することが、割賦販売法で義務づけられています。

互助会に入っているかどうか、積立金がいくらあり、それで何が賄えるのかは、親が元気なうちに一緒に確かめておくと、いざというときに迷いません。契約書や約款、会員証の置き場所も聞いておきます。

見積もりで確かめること

プランに含まれやすいもの・別料金になりやすいもの

プランの料金に何が含まれるかは、葬儀社ごとに違います。今回比べた2社の公式サイトと、国民生活センターの相談事例をもとに、見積もりで確かめたい項目をまとめました。

項目

確かめること

安置の日数

プランに何日分が含まれるか。超えたら1日いくらか。火葬場が混んでいると、火葬までの日数が延びることがある

ドライアイス

何日分が含まれるか。安置の日数が延びたときの扱い

搬送の距離と回数

病院から安置場所、安置場所から式場・火葬場まで、何キロまで、何回分が含まれるか

火葬料

プランに含まれるか。今回比べた2社は、どちらも含まない

式場の使用料

何日分、いくらまでが含まれるか。超えた分の扱い

祭壇と花

祭壇の大きさや花の量。希望の花で飾るときの追加の費用

棺・仏衣・納棺

棺の種類、着替えや化粧をするときの追加の費用

遺影写真・会葬礼状・骨壺

プランに含まれるか

飲食・返礼品

人数で増えるので、1人あたり・1つあたりの料金

宗教者へのお礼

お布施や戒名へのお礼はプランの外。宗教者を頼むときの扱い

霊柩車・マイクロバス

必要か、含まれるか

国民生活センターに寄せられた相談には、請求書を見るとマイクの使用料、花や仏具の搬入・搬出の費用、仏衣を着せるための費用などが含まれていた、という例があります。また、見積書にはプラン名と「一式」としか書かれておらず明細がないまま、会食などの追加の費用もかかって、総額が200万円を超えた例もあります。

見積書を受け取ったら

国民生活センターは、契約の前に必ず見積書を受け取り、明細をよく確かめるよう勧めています。とくに、契約に含まれている項目は何か、含まれていない項目は別料金なのか、追加のサービスの内容と料金を確かめます。

  • 「一式」としか書いていない項目は、中身を書いてもらう
  • 人数で変わる項目(飲食・返礼品)は、何人で計算しているかを確かめる
  • 火葬料など、葬儀社に払わない費用も、いくらになるかを聞いておく
  • 口頭で「含まれます」と言われたことは、見積書に書いてもらう

また国民生活センターは、「家族葬」「一日葬」という言葉の意味が葬儀社によって違い、そのことがトラブルの一因になっている例があるとして、言葉のイメージにとらわれず、参列者の人数や葬儀の日数、料金を具体的に確かめるよう呼びかけています。

元気なうちに資料を取り寄せておく理由

落ち着いて、家族で比べられる

国民生活センターは2026年6月、葬儀サービスの料金をめぐる相談が増えているとして注意を呼びかけました。チラシやネット広告に出ていた金額で頼んだのに、実際にはずっと高い契約になった、という相談が紹介されています。

国民生活センターが勧めているのは、葬儀の希望やイメージを整理してから情報を集めること、事前に複数の葬儀社を比べること、打ち合わせは家族や第三者など複数人で行うこと、見積書を必ず受け取って明細を確かめることです。どれも、亡くなった直後より、元気なうちのほうがずっとやりやすいことです。

資料請求で割引になる葬儀社がある

葬儀社の中には、前もって資料を請求しておくと料金が割り引かれるところがあります。ただし、条件があります。ソファミは、資料を請求した当日や翌日にお葬式を頼んだ場合は割引にならないと案内しています。よりそうお葬式の割引も、申し込みの前日までに資料請求などを済ませることが条件です。亡くなってから慌てて請求しても間に合わないことがあります。

親の希望を聞くきっかけになる

資料が手元にあると、「お葬式はどうしたい?」と親に切り出しやすくなります。宗教者を呼ぶか、だれに知らせるか、何にお金をかけたいか。わが家は父の好きなものを家族がよく知っていたので迷いませんでしたが、本人の希望を聞いておけば、家族が迷う場面はさらに減ります。

事前相談・資料請求で聞いておくことのチェックリスト

資料を取り寄せたら、電話や事前相談で次のことを聞いておきます。2社以上に同じことを聞くと、違いが分かりやすくなります。

家族の希望について

  • 宗教者を呼ばないお葬式に対応しているか。呼ぶときは、どう手配し、いくらかかるか
  • 菩提寺があるときの扱い(菩提寺に頼む場合、プランはどう変わるか)
  • 好きな花で祭壇を飾る、好きな服を着せる、好きな曲を流すなど、希望の演出にどこまで応じてもらえるか。追加の費用はいくらか
  • 参列する人数の目安と、それに合うプラン

料金について

  • 希望に近いプランで、火葬料・飲食・返礼品まで含めた総額の見積もり
  • プランに含まれる安置の日数、ドライアイス、搬送の距離。超えたときの料金
  • 割引の条件(いつまでに何をすればよいか)と、割引が受けられない場合
  • 支払いの時期と方法

いざというときについて

  • 夜中や休日の連絡先と、病院に迎えに来るまでの時間の目安
  • 安置する場所(自宅か安置施設か)と、安置中に面会できるか
  • 実家の近くで使える式場と火葬場
  • 搬送のあとで葬儀を頼まなかった場合の費用

家族で共有しておくこと

  • 取り寄せた資料の置き場所と、葬儀社の電話番号
  • 親が互助会や葬儀社の会員になっているか。会員証や契約書の置き場所
  • だれが喪主になり、だれが打ち合わせに同席するか

知らせる範囲の決め方は家族葬で親戚に知らせなかったこと、菩提寺があるときのことは菩提寺があっても宗教者を呼ばなかったの記事にまとめています。

葬儀社を比べる基準

親のこと帳では、葬儀社を次の基準で比べます。基準はすべての葬儀社に同じように当てはめ、各社の公式サイトに書かれていることだけを使います。実際に利用していない葬儀社の評判や口コミは書きません。

基準

確かめること

プランと料金

火葬だけ、通夜なしの一日、通夜と告別式の二日など、どの形のプランがあり、税込でいくらか

料金に含まれるもの

安置の日数、祭壇の花、式場の使用料など

料金に含まれないもの

火葬料、飲食、返礼品、宗教者へのお礼など

家族の希望への対応

宗教者を呼ばないお葬式への対応、宗教者を頼むときの扱い

資料請求と割引

割引の金額と、割引になる条件

急なときの対応

24時間の受付、病院への迎え、病院から紹介された葬儀社との関係

よりそうお葬式とソファミを、同じ基準で比べる

どちらも、資料請求ができ、全国で葬儀の手配を受け付けている会社です。料金は、資料請求などの割引を受けたときの税込の金額です(2026年11月1日に各社の公式サイトで確認)。

基準

よりそうお葬式

ソファミ

運営会社

株式会社よりそう

株式会社ALL in

火葬だけのプラン

火葬式 直葬プラン 83,600円〜

直葬 86,900円

通夜なしの一日のプラン

家族葬一日プラン 297,000円〜

一日葬 328,900円

通夜と告別式のプラン

家族葬二日プラン 405,900円

家族葬 438,900円

参列者の多い一般葬のプラン

一般葬プラン 592,900円

プランの一覧に記載なし

安置の日数(一日/二日のプラン)

3日分/4日分(預かり安置。自宅安置に変更可)

2日分/3日分

祭壇の花(一日/二日のプラン)

生花祭壇Sサイズ/Mサイズ

4万円相当/10万円相当

式場の使用料

プランに含まれるのは税込で一日プラン25,000円、二日プラン50,000円まで。超えた分は追加

一日葬は1日分、家族葬は2日分(税込11万円)を含む

火葬料

含まれない

含まれない(火葬場に支払う)

搬送の距離(プランに含まれる範囲)

お迎え先から安置先まで50km圏内(直葬プランは20km圏内)。超えると10kmごとに税込5,500円

一日葬・家族葬は50km(直葬はお迎え先から安置場所まで30km、安置場所から火葬場まで50km)。超えた分は追加料金(金額は公式サイトに記載なし)

宗教者

読経・お布施は含まれない。お坊さんの手配と仏具をまとめた「お坊さんセット」がある。無宗教の葬儀に対応

お寺の手配は別料金の定額のお布施(一日葬のページで140,000円、家族葬のページで250,000円)。直葬は無宗教の人向けのプランで、お坊さんを呼べない。菩提寺がなければ、一日葬・家族葬にお坊さんを呼ばなくても問題ないと案内

割引の内容

申し込みの前日までに資料請求(2万円引)と「あんしん準備シート」の記入(1万円引)で3万円引。資料請求と同時に会員登録(入会金・年会費無料)。このほか「事前割」があり、割引額は条件により3〜12万円(最大の12万円引は、一般葬で事前割の申込から60日たった場合)

資料請求で通常価格から割引(直葬は5万円、一日葬と家族葬は10万円)

割引にならない場合

申し込みの前日までに資料請求などをしていない場合

資料請求の当日と翌日に葬儀を頼んだ場合

急なときの対応

24時間365日受付。病院から紹介された葬儀社に安置したあとでも依頼できる

24時間365日受付。病院へは通常30分〜1時間程度で迎えに行くと案内

そのほか

プラン代金の全額返金保証あり(火葬料・オプションは対象外。火葬の翌日から5日以内の申請で、費用を全額支払っていることが条件)

資料は葬儀と分からない封筒で郵送(メールも選べる)

比べて分かること

  • 割引後の表示価格は、同じ形のプランならよりそうお葬式のほうが低くなっています。一方で、ソファミは祭壇の花を金額で示していて(家族葬は10万円相当)、式場の使用料も日数分が含まれます。含まれるものが違うので、花や式場まで含めた見積りで比べると違いが分かります
  • 安置の日数は、よりそうお葬式のほうが1日長く含まれています。よりそうお葬式は、所定の日数を超えると1日あたり税込33,000円(ドライアイス代込み)の超過料金がかかると案内しています。ソファミも、規定の日数を超えると追加料金がかかることがあると案内していますが、1日あたりの金額は公式サイトに見当たりませんでした。火葬場の空きを待つ間に日数が延びることもあるので、どちらに頼む場合も、超えたときの料金を確かめておきます
  • 資料請求での割引の額はソファミのほうが大きいものの、割引の額は各社が決めた通常価格からの差なので、比べるときは割引後の金額と含まれるもので比べます。また、ソファミは資料請求の当日や翌日の依頼では割引になりません。よりそうお葬式も、申し込みの前日までに資料請求などを済ませていないと割引になりません。よりそうお葬式には、資料請求とは別に「事前割」(条件により3〜12万円引)もあります。どちらも、元気なうちに請求しておくことで割引を受けられる仕組みです
  • 宗教者を呼ばないお葬式について、よりそうお葬式はよくある質問で無宗教の葬儀に対応すると書いています。ソファミは、直葬を無宗教の人向けのプランとし、菩提寺がなければ一日葬・家族葬にお坊さんを呼ばなくても問題ないと案内しています。宗教者を呼ばない一日葬・家族葬をどう進めるかは、どちらに頼む場合も、資料請求や事前相談のときに確かめておくと安心です
  • どちらも、火葬料はプランに含まれません。火葬料は自治体や住んでいる場所によって違うので、見積りでは別に確かめます

料金やプランの内容、割引の条件は変わることがあります。申し込む前に、各社の公式サイトで最新の内容を確かめてください。

トラブルになったときの相談先

消費者ホットライン「188」

葬儀の契約や料金で困ったときは、消費者ホットライン「188(いやや!)」に電話します。最寄りの市区町村や都道府県の消費生活センターなどを案内してくれる、全国共通の3けたの番号です。国民生活センターは、不安に思ったときやトラブルが起きたときは、すぐに相談するよう呼びかけています。

相談はどのくらい寄せられているか

国民生活センターによると、全国の消費生活センターなどに寄せられる葬儀サービスの相談は、年間900件前後です(2025年度は917件。2026年3月31日までの登録分)。葬儀サービスには、葬儀社が行う葬式のほか、火葬場、斎場、僧侶の依頼など、葬式に関連する相談も含まれます。

主な相談の内容(2025年度)

件数

高価格・料金

482件

説明不足

346件

見積もり(全般)

194件

契約書・書面(全般)

178件

販売態度

111件

上位の相談は、料金と、その説明や見積もりをめぐるものです。「高価格・料金」の相談の割合が増えていることは、家族だけで見送ったお葬式の記事でも紹介しています。見積書を受け取って明細を確かめることが、トラブルを防ぐ大きな手がかりになります。

よくある質問

病院から紹介された葬儀社を断ってもいいのですか?

断ってもかまいません。ソファミは、病院で紹介された葬儀社を断っても失礼にあたらないと案内しています。紹介された葬儀社に頼む場合も、搬送の前に料金と、途中で断ったときの扱いを確かめ、見積書の明細を受け取ってから決めます。わが家は紹介された葬儀社に任せてよかったのですが、それは家族の希望を聞いてくれる葬儀社だったからです。

葬儀社は何社くらい比べればいいですか?

少なくとも2社の資料を取り寄せると、料金に含まれるものの違いが見えやすくなります。同じ形のプランでも、安置の日数や祭壇の花、式場の使用料の扱いが会社ごとに違うからです。国民生活センターも、事前に複数の葬儀社を比べることが大切だとしています。

搬送だけ先に頼んで、葬儀はあとで決めることはできますか?

扱いは葬儀社によって違います。ソファミは、打ち合わせの内容に納得できなければ依頼を断ってよいと案内しています。よりそうお葬式は、ほかの葬儀社に安置してもらったあとでも依頼できるとしています。一方で国民生活センターには、葬儀をしないなら搬送費用として20万円を請求すると言われた相談も寄せられています。搬送を頼む前に、そこで止めた場合の料金を確かめておきます。

親が互助会に入っています。互助会で葬儀をしないといけませんか?

決まりはありません。互助会の積立金は、互助会のサービスを受けるためのものです。使わずに解約すると解約手数料が差し引かれ、積み立てた額より少なく戻ります。互助会で葬儀をする場合も、積立金で賄える範囲と、別に払う費用を見積書で確かめます。

葬儀の料金で困ったら、どこに相談すればいいですか?

消費者ホットライン「188」に電話すると、近くの消費生活センターなどを案内してもらえます。契約書や見積書、請求書、広告やチラシは、相談のときに役立つので、捨てずに取っておきます。

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出典